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大野城心のふるさと館 Onojo Cocoro-no-furusato-kan City Museum

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大韓民国国立公州大学校博物館との連携事業

更新日:2021年10月13日

公州大学校博物館連携事業_バナー

大野城市では、特別史跡大野城跡特別史跡水城跡などを、市民が誇る宝として「守り」「活かし」「継承する」取組みを行っています。
大野城市の市名の由来となっている「大野城」は、百済亡命貴族の指導によって、山の地形をたくみに利用して造られた「城(き)」であり、古代山城、朝鮮式山城と呼ばれています。
大野城心のふるさと館では、平成30(2018)年度に開催した特別展「再々発見!古代山城と水城・大野城」を契機として、かつての百済の王都「公州」に所在し、百済文化研究の拠点である大韓民国国立公州大学校博物館と「大野城心のふるさと館と大韓民国国立公州大学校博物館との学術文化交流の推進に関する協定書」を締結しました。
今後、この協定に基づき両館による日韓古代山城の調査研究と市民交流に関する事業を実施していくこととしています。 

学術文化交流の推進に関する協定

平成30(2018)年10月10日、公州大学校博物館において学術文化交流協定式を執り行い、大野城心のふるさと館、公州大学校博物館両館長の署名により学術文化交流の推進に関する協定書を締結しました。

公州大学校博物館との協定を締結

(左:赤司善彦 大野城心のふるさと館長、右:梁鐘國 前国立公州大学校博物館長) 

連携特別展・特別展関連講演会

連携特別展「再々発見!古代山城と水城・大野城」(平成30年度)

公州大学校博物館と協定を締結した翌月(平成30年11月)、大野城心のふるさと館では、協定に基づき公州大学校博物館より展示資料の借用のうえ、特別史跡大野城跡をはじめとして、水城跡や各地の古代山城に焦点をあて、築造前史の大野城とこれまでの研究成果を紹介した『連携特別展「再々発見!古代山城と水城・大野城」』を開催しました。

  • 連携特別展「再々発見!古代山城と水城・大野城」
    会期:平成30年11月17日(土曜日)~ 平成31年1月14日(日曜日)
    会場:大野城心のふるさと館 3階 企画展示室
  • 連携特別展関連講演会
    テーマ:「百済の山城と大野城」 
    講師:公州大学校文化財保存科学科 徐程錫(ソジョンソク)教授(現公州大学校博物館長)
    開催日:平成30年12月1日(土曜日)

公州大学校博物館_連携特別展_画像 公州大学校博物館_講演会_画像1

 

調査研究報告会・パネル展示

大韓民国国立公州大学校博物館連携事業パネル展(令和2年度)

連携協定の締結や連携事業の内容、韓国公山城を紹介するパネル展示と動画上映を実施し、連携事業のPRを行いました。

  • 公州大学校博物館連携事業パネル展
    会期:令和3年2月16日(火曜日)~ 令和3年3月7日(日曜日)
    会場:大野城心のふるさと館 1階 ジョーホール

公州大学校博物館_画像2

日韓古代山城調査研究報告会(令和2年度)

韓国公山城・水城跡の調査研究報告や日韓古代山城に関する最新調査研究事例報告、各報告者によるパネルディスカッションを実施し、他では聞くことができない最新情報を参加者に提供しました。
  • 日韓古代山城調査研究報告会
    日時:令和3年2月28日(日曜日) 午後2時~午後5時
    会場:大野城心のふるさと館 M2階 講座学習室
    報告内容・発表者:
    韓国公山城調査研究報告(公州大学校博物館 李賢淑(イヒョンスク)学芸研究室長)
    水城調査研究報告(大野城市教育委員会ふるさと文化財課 上田龍児 発掘調査担当係長)
    韓国古代山城(全北 長水 砧嶺山城)(公州大学校博物館 徐程錫(ソジョンソク)館長)
    日本古代山城(古代の烽)(大野城心のふるさと館 赤司善彦 館長)
    パネルディスカッション(パネラー:各報告者)
    注:公州大学校博物館の報告者は、リモート(オンライン)で報告などを行いました。

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