おじいさん・おばあさんのころの大野城市“昔の正月風景 わらのある暮らし”
展示スペースを昔の家に見立て、昭和初期~太平洋戦争後のわらの道具を展示しました。
しめなわ・しめかざり
お正月に農業や豊作の神様・歳神(としがみ)を迎え、一年の幸せを祈るためにわらで作り、家の玄関先にかざったものです。必ず左綯(な)いの縄で作られます。理由としては、綯う時に自分の体に向かって手を動かすのが幸せを招くことに通じるからだそうですが、諸説(しょせつ)あるようです。

わら打ち槌(つち)
わらの道具を作る前に、わらをやわらかく強くするためにこれでたたきました。この作業は「わら打ち」と言い、わらを使いやすくするにはとても大切だったので、昔の人々は子どものころからこの技術を身に付けたそうです。
しかし槌は1.5~2.5キログラムあり、長時間打ち続けるのは大変でした。そこで作業を楽しく効率よく続けるため「わら打ち歌」というものを歌いながら作業しました。これは、地方によって様々な歌があるそうです。

草履(そうり)・草鞋(わらじ)・足中(あしなか/足半とも)
わらで編んだはきものです。草履(ぞうり)は日常生活ではいたもの、草鞋(わらじ)は旅など長距離を歩くときにはいたもの、足中は労働など力を入れる作業の時にはいたものです。特に足中は後ろ半分がなく、素足で力を入れられるように工夫されています。

ほかにもいろいろなくらしの展示をしています。見学に来ると驚きがいっぱいです。あなたの目で確かめてみませんか?