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蚊から身を守る民具「蚊帳」

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(ID:6688)

(広報「大野城」 平成21年8月15日号掲載)

蚊帳をつるしている様子
蚊帳をつるしている

子どものころおばあちゃんの家へ遊びにいくと、夜寝るときに蚊帳をつるしてくれました。
蚊帳は寝ている間に蚊に刺されないための道具です。昔は殺虫剤や網戸などが広く普及していなかったので、蚊などの害虫がたくさんいました。蚊帳は害虫から身を守るのに非常に便利な道具でした。
四隅についているつり手を、部屋の長押(なげし)(壁の上部にある板で、カギなどが引っかかるようにへこみがある部分)につり下げて使います。こうすることで害虫の侵入を防ぎました。
人間が蚊帳の中に入るのにはこつがありました。まず、周囲の蚊などをうちわで追い払い、すそを少しだけめくり上げて中へ入ります。昔の子どもたちはこの入り方を何度も教えられたと言います。大きくめくると「蚊が入る」と叱られたそうです。
子ども心に蚊帳の中へ入るのはちょっとした秘密基地にもぐりこむ気持ちがして、ワクワクしたものです。また、蚊帳の中では子ども同士でいろいろな話をしたのも楽しい思い出になっています。
蚊帳は、奈良時代に唐(中国)から伝わったと言われています。当時の材質は絹や木綿だったようですが、後に麻製のものが作られるようになりました。その後、化学繊維などが主流となり、現在に至ります。
「蚊帳の外」という言葉は、この蚊帳から生まれました。蚊帳の中に入れてもらえないということから、仲間外れを意味します。

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